【西小山の歯医者】根管治療の流れをわかりやすく解説~歯を残すむし歯治療~
こんにちは。
西小山駅徒歩20秒の歯科・歯医者【歯とアゴのデンタルクリニック西小山駅前】です。
むし歯が進行してしまった場合でも、「根管治療」によって歯を保存できるケースがあります。
しかし、「歯の根の治療って、どんなことをするの?」と不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
このコラムでは、根管治療の流れをわかりやすく解説します。
根管治療の流れ~5STEP~
根管治療とは、歯の根の内部である「根管」から、むし歯菌に感染した部分を取り除き、歯の保存をはかる治療法です。
当院の精密根管治療は、次のようなステップで進みます。
【STEP1】精密検査
まず、むし歯の進行具合や歯根の状態を調べます。
当院では、「歯科用CT」によって、歯の状態を3D画像で詳細に把握することが可能です。
【STEP2】治療前の処理
根管治療において、治療後の再発を予防するためには、患部の周辺を無菌に近い状態に保つことが重要です。
当院では、処置中の唾液の混入を予防する目的で「ラバーダム」というゴム状のシートを使用しています。
また、局所麻酔には、手動の注射よりも患者さまの負担軽減につながる、「電動麻酔器」を採用しています。
【STEP3】感染部分の除去
根管内は複雑な形状をしているため、肉眼では精密な治療が困難です。
そこで当院では、視野を20倍に拡大できる「マイクロスコープ」を活用することで、精度の高い根管治療を行っています。
専用の器具を用いて、むし歯菌に感染した歯髄(しずい)をきれいに取り除きます。
この工程が不十分であると再感染のリスクが高まるため、丁寧な消毒、洗浄が重要です。
【STEP4】根管内の充填
洗浄後、根管内にすき間なく薬剤を詰めます。
根管内をしっかりと密閉することで、細菌の侵入を予防するのです。
【STEP5】被せ物の装着
最後に、歯の強度を補うために土台を作製し、上から被せ物を装着します。
根管治療は治療を中断せず「最後まで治療を受けること」が重要
根管治療は、複雑な歯根内の洗浄を行うため、通常1回で終わる治療法ではありません。
歯の状態に応じて、数回にわけて処置を行うことが一般的です。
2020年の患者調査によると、むし歯治療で歯科医院に通う間隔は約14日であるのに対し、歯根髄炎(根管治療)の場合は約10日と報告されています。
このように、根管治療は比較的短い間隔で、複数回通院する必要があることがわかるでしょう。
参照: 総務省統計局|e-stat「患者調査 令和2年患者調査 確定数 全国編-表番号109」 >
しかしながら、途中で治療を中断してしまうと、むし歯の再発のリスクが高まり、結果的に歯を失ってしまうことにつながります。
抜歯を回避するためには、根管治療を最後まで治療を受けることが大切です。
むし歯でお悩みの方は「歯とアゴのデンタルクリニック西小山駅前」にご相談ください
西小山の【歯とアゴのデンタルクリニック西小山駅前】では、できる限り歯を残す治療を心がけており、根管治療にも力を入れています。
プライベートに配慮した個室の診療室もございますので、「むし歯でも歯を残したい」という方は当院までご相談ください。
当院は、東急目黒線「西小山駅」から徒歩20秒の場所にあり、通院しやすい歯医者です。
